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見境ないオタク

アニオタ・ドルオタ・腐女子という三重苦と共に生きています

キャバ嬢になって女としての自信を得たはなし

 

 

 

ヘイガーイズ 

なんやかんやがあって、キャバ嬢になってた。

 

 

 

いわゆる体験入店を二件、普通に勤務を一回のたった計3回のキャバ嬢だったがあまりにも得るものが多すぎたのでここに書き残しておく。

 

 

 

そもそもの経緯なのだが、まあ単純にお金がなく、そして友人も同様お金がなく、その友人の友人がキャバクラの偉い人と知り合いで、なんかラインしてみたらノリで体験入店、みたいな、みたいな…

年始のコンサートには金がいるのだ…自分の娯楽費はなんとしても自分で稼がねば…

 

日頃ノリだけで生きてるわたしもさすがの展開の早さに若干ビビったが、まあ命があればオールオッケー!息してりゃセーフみたいな生き方をしてるのでここでも例外なくその適当さを発揮しのこのこ面接へ、そしてそのまま入店となったのである。もちろん母には内緒なのである。

 

 

 

結論から言うと、これはヤバい職だ。いろんな意味で!

 

前提としてわたしはこのお仕事で食っていく気はさらさら無かったので、この世界で稼いでる方は読まない方がいいと思います。イラっとさせてしまうかもしれないから心の安息を保証できない!プロの方は本当に次元の違うサービスを提供できるってこと目の当たりにしたので、パッパラパー女が分不相応な世界に紛れ込んだ前提でわたしのペーペーキャバ嬢レポを楽しんでくれると幸いです。あとお店によってほんと全然色々違うと思うからそれ込みで適当に読んでください!

 

 

 

 

 

 

この仕事のヤバポイントを挙げていくと、まず全然辛くない。ごめん全然は嘘。でも今までやったバイトの何よりも辛くない。お客さんにお酒作っておしゃべりしてドリンク入れてもらえたらそれも飲めて20分くらいで交代、そして休憩。場内指名入れてもらえたらそのままお話。こんなこまめに休憩もらえるなんて…おかしい…

ちなみにわたしはど田舎に住んでいるため、そのキャバクラもど田舎のキャバクラなのである。きっと都会のお店はとんでもなくレベルも高く忙しいのだろうが田舎でよかった〜〜うふふ〜〜

 

 

 

わたしの住むど田舎は飯のうまさと人の優しさだけが取り柄なのだが、完全にそれが功を奏した

 

 

 

まずお客さんがみんなめっちゃ優しい。ありえんくらい優しい。おかしいくらい優しい。

お金なくて働いてるんすよ〜〜と言うとみんなありえんくらい心配してくれる。普通に遊ぶお金ですよって言ってもなんかめっちゃ心配してくれる。そしてめっちゃ親身にアドバイスしてくれる。なんかわたしがもてなされてんだけど…これダメなパターンでは…?

なんとか趣味の話とかに持っていき、事前指導でインプットした奥義「え〜〜すご〜い!さすがです!知らなかった〜〜!」を使ってもなぜか最終的におじさんたちにヨイショされて退席という謎の流れ。多分普通のお店はこんなことない。このお店おかしい。田舎だからかな…田舎ビッグラブ

 

 

 

 

そしてなによりデカかったのが、初めて男性に褒められたという経験だ。

 

 

 

 

 

話題は逸れるが、わたしは長女である。もっと言うと拗らせた長女である。誰に言われたわけでもない(はず)のに自分はしっかりしなければいけないと思いこみながら成長した結果、甘え方がわからないクソ可愛くない女になった。

「ちょっと男子ィ〜〜真面目にやって!」まではいかないものの、大人ぶってなんか冷めてて女子同士のキャピキャピした可愛い会話にも混ざれない、何故か担任から問題児のお世話係に任命される、ネコを被りまくって学校内では評判上々で家庭訪問のたびに親に二重人格を疑われるタイプのクラスに一人はいるあのクソ可愛げのない女子、それがわたしです!!!!!わかっていただけるでしょうか?

 

よってわたしはいい年になっても甘え方がわからない女になってしまった。

なんだろう、自分は女子らしい振る舞いや可愛こぶることを許されないと思って自分からサバサバした女になろうと頑張ってた。

本当はピンクとかレースとかロリータ系のリボンフリフリとか好きだけど、それを身につける自分のビジョンが全く想像できなかったし、顔が勇ましいこともあって男勝りな格好、持ち物、態度が自分には似つかわしいと思って生きてきた。筆箱はプーマ。

 だからわたしは自然に男性に甘えられる女子が羨ましくて仕方なかったのである。自分に許されないことを平然とやってのける姿が羨ましくて八つ当たりでスカした態度とったりもしてた。ほんまごめん。性格悪すぎやろ自分。

 

 

しかし男に甘えられないだなんてそんなバカみたいなこと言ってられない仕事がキャバ嬢である。男に愛嬌を振りまくことが仕事の一つなのだ。

そうなりゃこちとらやけっぱちである。お給料を頂ける以上ちゃんと仕事をせねばならない。わたしは人生初とも言えるメスアピールに今回挑戦したのだ!めでたい!!!

 

マニュアルにあったボディータッチや露骨な好意の提示、谷間の強調など、過去のリトルガールわたしが見たら卒倒しそうなメスアピールを連発しまくった。今までのわたしでは全く想像のできない技の連発である。

 

しかし自分には似合わないと思っていた女子らしい振る舞いにお客さんは神対応だった。

 

こんなかわいくない女であるわたしは当然のごとく今まで男性に女として褒められたことがなかった。サバサバしてるだとか、話しやすいだとかそんなことばかりで女としての要素を褒められたことはガチでなかった。

 

しかしお客さんは神である。めっちゃ褒めてくれるのである。今までの人生分、いや、一生分のカワイイキレイ好きをゲットしたのだ。コングラッチュレーション!!!

 

ぶっちゃけ死ぬほど嬉しかった。お世辞だってことはわかってるのだが、お世辞でも言われたことのないこと言われたらそりゃテンション上がるでしょうが!!!いくら酒が入ってるとはいえテンション上がるでしょうが!!?!?悪い!?!!!?

 

 

お店に出るにあたって、髪のセットやドレスの貸し出しもしてくれたのだが、セットのお姉さんもめっちゃヨイショしてくれるし店長さんやボーイさんもめっちゃヨイショしてくれる。なんか本当に勘違いしそうになるくらいヨイショの嵐。カルチャーショックでぶっ倒れそうだった…女性ホルモン出血大サービス

自分が女らしく振る舞うことを許された気がして、一気に世界が明るくなった

 

 

 

 

そしてまさかの更に更に神展開、お店の先輩キャバ嬢の皆様が神レベルで優しい!!!!

なんかもっとヤバいくらいドロドロしててなんならロッカー荒らしあいくらいしてるもんだと思ってたけど、ほんとこのお店の人たちみんな優しい…ヤバい想像してたのと違いすぎる…ドラマ女帝の世界だと思ってたのに…なんでこんなみんな仲良しなん

 

 

 

そんなこんなで、正直悪いとこ一個もなかった神展開だったのである。奇跡では?

 

もちろんここに書いてないこともいっぱいある。さりげなくおっぱいフェッて触られたり鬼高いヒールで引くほどヤバいこけ方したりまー色々あったわ。でも全部新鮮だったからわたしとしてはいい思い出でしかない。

 

 

そしてお待ちかねのーーーーードコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ…

 

 

お給料ーーーーー!!!!ヒャホーーー!!

 

 

めっっっっっっっっちゃ貰えるねんこれが。ヤバいねん。だから混乱してくる。

こんなにいい思いしてこんな金もらえるてヤバない??ヤバ

 

 

わたしは友人の付き合いだけだと決めていたし、来年春から有難いことに職もあるのでここで継続的に働く気は最初から無かった(面接の最初からそう言ってたのに稼がせてくれた店長さん神かもしれない)。でも、もしもっと早く体験してたら、ちょっとどうなってたかわからないよね!

 

正直やってみるまで水商売に偏見がなかった訳ではない。でもやってみてわかった気になった。これはプロとして真剣にやってる人は相当大変なお仕事である。

自分を商品としているところはアイドルと通ずるものがあるくらい大変なことだと思う。お店に出ていない時にも連絡をとったり同伴したりと、プライベートを切り売りしてお店に貢献しているキャバ嬢の皆さんのすごさを身に染みて実感した。わたしにはそこまでできない。

 

 

よってわたしは夜の世界の甘い蜜だけ吸って早々に逃げ帰ってきた。あの世界に腰を据えて生きていくとなると度胸も覚悟もなにもかも想像できないくらいのものだったから!

いい思いをさせてもらったからこその怖さを実感した気がする。

 

わたしは今回お店の人にもお客さんにも恵まれて、ラッキーな人生経験をしてきた。ガチラッキー。

初の女としての自信に加えて、ど田舎では考えられないくらいのお給料もゲットした。

 

 

このお給料を握りしめてわたしは年始にキラキラ光るアイドルに会いに大都会へいくのだ。席はド天井席だが野鳥の会よろしく双眼鏡片手にキラキラ光る野鳥を観察しにいくのだ。

 

 

 

 

今回得た少しの女としての自信を糧にちょっとかわいい参戦服を買ってみるのもアリかもしれないと思っている。

 

 

 

 

天井席だけどな!!!!!!!!!