見境ないオタク

アニオタ・ドルオタ・腐女子という三重苦と共に生きています

キンプリ初回鑑賞に通常上映ぼっち鑑賞を勧める記事







わたしの住む某田舎はまだキンプリを上映しているのですが、内半分以上が応援上映という飛ばしっぷり(〇〇〇館さん大好き)





よくキンプリはシャブだの麻薬だのマリファナだのに例えられる。とてもわかる。




まだ見ていない人にそのキンプリのシャブっぷりをより体感していただきたい、という熱い思いで書きます






キンプリがなぜシャブなのか?





わたしが初めてキンプリを見たときその衝撃は半端なかった。その衝撃がどこから来たのか考えてみた。




一言に集約すると、置いていかれる快感だと考える




キンプリの特徴はとにかく展開が早い。回想そこで入れる??みたいなかなり攻めた展開の速さだ。回想に入る前に一言もくれない。初見では大混乱である。突然ライブ中にチャリに乗ったりする。

そしてプリズムショーのぶっ飛び具合。なんかもうすごい。オバちゃんの脳着いてけない。

とにかく情報が雪崩のごとく襲ってきて脳内を支配するのだ。 


しかし完全に置いていかれてしまうわけではない。シン君というプリズムショー初心者の主人公のおかげでなんとか段取りを踏みながら話を理解していくことができる。


序盤ただただその世界観に圧倒されながらもシン君のおかげで話を理解しつつ怒涛の展開の速さに身をまかせるしかない快感とでも言いましょうか。
常に想像の遥か先を行く展開とスピードの速さにキンプリという世界に飲み込まれていく自分を感じることができるのです。




この独特の世界観と展開の速さ、そして加わる中毒性の高い音楽(小室哲哉大先生)、突っ込んでいいのかわからない数多の小ネタ、さながら本物のライブ会場に居るような気になるプリズムショーがわたしの映画概念をずぶずぶと犯していきいつのまにかエンドロールになってぼんやりしてきて場内が明るくなった頃に「なんや…プリズムショー最高やないか…」という満足感が全身を支配する








まことに麻薬である









そして題にもある、まだ見ていないけどシャブみを感じたいあなたに初回鑑賞で通常上映ぼっち鑑賞をオススメする理由



置いていかれる快感を感じるためには通常上映ぼっち鑑賞がナンバーワンだと感じたからだ。





わたしとしてはシャブみの観点から見ると応援上映よりも通常上映の方がより頭がクラクラすると感じた


その理由が、応援上映では応援で混乱を和らげることができるからだ。



通常上映をぼっちで鑑賞した場合、キンプリに対する混乱を1人で処理していくしかない。

しかし応援上映では観客の皆様の応援が自身を安心させてくれるのだ。


突っ込んでよかったのかわからなかった小ネタへの掛け声やイージードゥダンスでのFo!が、ここがどういう世界なのかを示してくれるのだ。
わたしはもしやとんでもないものを観ているのでは?大丈夫か?という混乱に
「ここはキンプリというニューワールドです!」と応援上映では観客の皆様に返事を返してもらえる


わたしは応援上映鑑賞時に度々、あの小ネタ突っ込んでよかったんだ!と見ながら納得しながらも安心していた



応援上映での声は1人孤独に混乱しながらキンプリという映画の世界に飲み込まれてしまうのを助けてくれるのだ。





キンプリとはとても素晴らしい作品だ。
まずストーリーがいい。
ダンスもいい。
キャラクターもいい。
歌もいい。
完璧である。




しかしシャブみの観点からすると、混乱も一つの大きな魅力だと考える。




初回鑑賞ではその混乱に身をまかせて置いていかれる快感を味わってみるのも一興であると考える。




応援上映の魅力はなんと言っても楽しいに尽きる。キンプリに参加するという方向から脳が支配されていく快感を味わうことができる。

通常上映と違う点では、応援上映はキンプリという世界を理解した上での声援が必要だ。

嫌いな食べ物にトマトと答えたり鞭をパシンパシンする時にキンブレで一緒にパシンパシンしたりは初見ではできないだろう。









そこでわたしはキンプリを鑑賞するにあたってのスリーステップを提唱したい。





まず、一回目は通常上映をぼっち鑑賞
混乱と置いていかれる自分を感じながらキンプリという世界に飲み込まれていく快感を味わっていただく




次に二回目は応援上映
突っ込んでよかったところとノリ方を見て初回の混乱を答えあわせのように埋めて楽しむ




そして三回目以降で本格参加応援上映
ここまで来ればあなたはキンプリマスター。嫌いな食べ物を元気に答えましょう


ここまで来ればキンプリが脳を完全に支配しています。その快感に溺れながら次回いつ鑑賞するかの計画をたてましょう








そしてわたしは明日にでもキンプリを観に劇場に足を運ぶ計画です